ユキヒョウ・百名山三兄妹

多摩のユキヒョウ三兄妹に会いに行ってきました。

 
 お母さんはお空をのぼっていってしまったけれど、ぼくたちわたしたちは今日も元気です。



この角度だと個体の区別がつかない…!

ここの三兄弟にはなぜか百名山の名前がついています(公募の中から決まったそうです)。
ぱっと場所が思い浮かぶお山もあれど、どこだっけ?っていうお山もあり。
百名山はまだ全然登ってないからなぁ…

お兄ちゃんのスカイ。(栃木県と群馬県の県境、皇海山より)


アップの写真、使えるのがなかったよ…というわけでジャンプの写真を。
スカイだと思うんだけど、違ったらごめんよー。もっと勉強する!

妹のエナ。(長野県と岐阜県の県境、恵那山より)



目元が優しくて、可愛らしい顔立ち。三兄妹の中で一番見分けやすいです。

そして弟のアサヒ。(山形県の朝日岳より)


 
どんだけ見ても見分けつかない!と思ってたんだけど、
撮った写真を見ているとちょっと顔が違う…ような気がする。するだけ。。。


案内板によるとおでこの模様で判別できますよ、とのことですが、
下からのアングルだとさっぱりわからないのでした…ごめんね三兄妹。


 左がスカイで右がエナ、かな?


エナはわりとわかりやすいんだけど、スカイとアサヒはおでこの模様以外に
しっぽの模様くらいしか手がかりがない…ぐぬぬ…




ずっと檻ごしにながめていると、活発な子、ちょっとおとなしい子、
といった性格の違いはわかるのですが、一頭だけ見るとどれがどれだか。
常連さんたちはパッと見でわかるらしい。私も早く見分けられるようになりたいよ…。


 
時折きりっと空を見上げるような仕草をするのですが、
「お母さん、元気でやってるよ」って言ってるように見えました。
勝手にキャプションつけるのよくないなぁと思いつつも…


からだも大きくなってきたし、手足も立派な太さ。
これからふかふかの冬毛に変わっていくのです。もっふもふ。


角度によってはまだまだ子どもだなぁと思わせるあどけない表情。
成長していくにつれて、3匹の違いも顕著になっていくのでしょうか。


 
こういう瞬間こそピシッとピントをキメたいところなのに!もう!もう!!


 
それにしても美しいです。


子育て上手だったお母さん(マユ)はたくさんの子どもたちを残してくれました。
最近知ったのですが、日本でユキヒョウの血統管理をしているのは多摩動物公園だそうです。

円山の動物園のアクバルはお父さんになりましたね。
アクバルの兄弟であるシリウスはアドベンチャーワールドで、
妹(三兄弟から見ると姉)のミルチャは今も多摩動物公園で暮らしています。
(私が行った時間帯はもうひとつの放牧場はヴァルデマールが出ていたので、
この日にはミルチャには会えなかったのです)


 
時折ぎゃあぎゃあと鳴くのですが、可愛すぎてお客さんみんな悶絶!
 
 

多摩には何度か来ているものの、この日ほどじっくり見たのは初めて。
この日は子どもたちをたっぷりと眺めることができました。
母親と一緒に暮らす姿がもう見られないのが本当に残念です。
三兄妹よ、元気に生きるんだぞ!



 
ふあああああ。

早くブログにアップしたいなーと思ってたんだけど、
個体識別に時間かけすぎて(しかもほとんどが結局わからずじまい)
遅くなってしまったのは、ここだけの秘密…。

*2012年10月27日訪問
 

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